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調査捕鯨の終焉

国際司法裁判所で、日本の調査捕鯨を違法と判断されたことは、至極真っ当のように思われます。
しかし、こんな結果になる前に止めてほしかった...

ちょうど4年前に、鯨を含めた遠洋業業について書いたものを載せます。
海洋資源は取り放題 → http://kurotsugumi.blog.so-net.ne.jp/2010-03-25-1
今、海洋資源をめぐって、様々なせめぎあいが続いています。
捕鯨では、ご存知、捕鯨船と鯨保護団体とで泥試合の様相です。
ワシントン条約締約国会議では、マグロの禁輸、要するに漁獲量制限に関して、日本は、明確に反対運動を繰り広げました。否決に持ち込み、喜色満面とはね。
そして、鮫の漁獲制限でも反対した日本。大消費国であるお隣の国は、以前は鮫のヒレだけ取って、残りは捨ててしまうなんてことやっていましたが、今でもそうなんでしょうか?
日本や、いくつかの国は「海洋資源の減少を認め漁獲を制限しよう」という動きに対し、何が何でも反対ということでしょう。
文化だから、食の問題だから、資源が減少しているというのは科学的でないから、とさまざまな理由を付けていますが、要するに採りたいだけ採るという方針のようです。
資源の再生を考えず、採りっぱなしの「遠洋漁業」という名の収奪は、日本の伝統文化とは相容れないものでしょうけど.. もはや立ち行かないと認識するのは何時?
ところで、これらの海洋生物が手に入らないとなると、どうする? 私は特に困りません。
鯨は、学校給食で食して以来、食べた記憶はありません。 美味くなかったなあ..
マグロは、冷凍のやつは解凍とその後の熟成が上手く行かないことが多くて、これもさして美味でないし。近海のやつは美味いけど、すでに十分高くて... カツオなんかで間に合わせませんか。
トロとかいう脂がお好きな向きには、商業化された「完全養殖マグロ」が最適です。
フカヒレなんて珍奇な宮廷料理を、あの人口大国の庶民が食べだせば、ろくな事はありません。
鮫と中国の人のために、人工フカヒレを創ったらどうでしょうか?カニカマが作れるんだからねえ。

しつこいですが、この2年前には、こんなのも...
捕鯨とエコイメージ →http://kurotsugumi.blog.so-net.ne.jp/2008-05-01
反捕鯨がイメージ作戦にすぎないといっても、だからといって、捕鯨を正当化するのも難しい。
調査捕鯨は( 財)日本鯨類研究所というところが行っているが、鯨を捕殺して解体処理した鯨を売っている。調査捕鯨は、実質、商業捕鯨をかねている。 国際捕鯨取締条約にもとづく正当な調査方法だとか言っているが、調査の客観性を損なうことも確かだ。
鯨の調査も結構だが、現在急務なのは、海洋資源の全般にわたって調査することだ。もちろん調査と商業活動を兼ねるような方法はなし。
また、捕鯨は日本の文化だと言われると、「文化は守らなければ」という観念が先に来て思考停止してしまう。しかし、もともと、日本の捕鯨は沿岸に来る鯨を小舟で追っていたローカルな文化だ。そして日本捕鯨は、とうに西洋式捕鯨に駆逐されてしまった。
肉処理施設と冷蔵冷凍設備を備え、エンジンで外洋を航海する捕鯨船をはじめとする外洋漁船は、現代産業文明そのもので,固有の日本文化などではない。
捕鯨ではなく鯨料理が日本文化だといってもそれは言い逃れだ。

「なんか抜け道を探して」なんて悪あがきしないで、いさぎよく、鯨捕りは止めることです。

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コメント 2

Ryocchin

ようやく調査捕鯨が終わってホッとしてます。
できれば、日本人が自分から辞めることが一番良かったと思いますが、まったく商品価値のない外洋の鯨を、水産庁OBの利権のために、捕り続けてきた欺瞞を終わらせるには外圧しかなかったんですね。後は、行き場をなくした漁業関係者が近海での捕鯨、イルカ猟に走らないことを祈りたい気持ちです・・・・まあ、行くんでしょうけど
by Ryocchin (2014-04-09 11:48) 

森のくろつぐみ

調査方法を変えて再開するとか、IWC(国際捕鯨委員会)を脱退して、大っぴらに?捕鯨始めちゃうとか、いろいろ画策するのでしょうけど...
by 森のくろつぐみ (2014-04-09 13:36) 

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